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三昧(サマディ)までは何哩(マイル)?

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「しょうがない」という感覚   

今朝はダメダメ。これといってカラダが痛いとか、重いとか、そういうフィジカルな問題はないのに、エネルギーが足りないというか、プラナが枯渇しているというか、滞っているというか、えらく怠惰なドンヨリとした自分を発見。ジャンプバックもジャンプスルーも、よっこいしょ・・・って感じ。ブジャピダーサナでストップして、バックベンド。ドロップバックもやらずにフィニッシングへ。今日はこれまで。ま、しょーがないねー、そんな日なんだ、so be it :)

「しょうがない」といえば、なんか最近妙な諦念感が身についてきた。外を歩く。暑い・暑い・暑い、牛・臭い、ゴミ・臭い、物乞い・しつこい、クラクションウルサイ、ジロジロ見られる・ウザイ、ハエ・五月蝿い・・・エンエンとストレスの元が続く。これが一昔前だったら、それらにイチイチ腹を立てて、戦って、疲れ果てていたと思う。あー、もー、イライイラするから、怒りのエネルギーを発散させちゃおう!という悪い行動パターンだ。そんなイライラにカリカリして、暑い炎天下を物凄い早足で汗だくになって歩き、さらにイライラを悪化させて・・・といおう悪循環。でも、このごろは、そんなのも疲れるだけだよなぁ、そんな外の世界の事柄に惑わされてもしょーがないじゃん、とか思う。だから、あー、暑いな、犬ウザイな、と私は感じているなぁ、と思いつつ、ゆるりゆるりと歩を進める。走ったところで、涼しくなるわけじゃあるまいし、フッ・・・とかゴチながら、牛歩のごとくソロソロと「歩く瞑想法」を実践している私が、ここにいる。あー、インドだ。オーム。



Anu’sでランチをたらふく食べる。ああ、最近食べすぎです・・・だって、インドごはん美味しいんだもん、お菓子も激甘で美味しいんだもん、そしてなによりゆったりとした時間がたっぷりあるんだもん。「なにゆえマイソールでは、女性は太り、男性は痩せてしまうのか?」とは、Anu’sで同席したヨギー&ヨギーニとの雑談の中で出てきた話題。これという答えは出なかったが、女性陣は「ええ?なななんで男性は体重が減っちゃってるの?」と、男性陣は「なに?女性は体重が増えとるのかー?」と互いにビックリ。きっと、ここマイソールには女性的な空気が満ちているんだろうね、と曖昧な結論で同意する。

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夕方涼しくなってからダウンタウンへ。Anu’sで同席したフィンランド人が、ヨガラグに名前の刺繍を入れてもらったという、どう聞いても「ルシアン・カー(ロシアのクルマ)」にしか聞こえないRashinkarという店へ。ここはテーラーメイドのインド服や、ヨガ関連グッズの店だ。ルンギを2枚と、ヘナ・タトゥーのデザイン本を購入。その後マーケット内を散策。ものすごい色彩の大爆発!色粉、花、果物、野菜、アクセサリー、スパイス、食器、サリー・・・極彩色の乱舞と人混みに圧倒される。うわー、インドやなぁ。クラクラしながらマーケットを出て、マイソールで最もヨギに愛されている(で、あろう品揃えの)本屋へ。クリシュナムルティとRumiの本を購入・・・安い!他にも食指をそそる本がタップリ!うーん、まとめ買いしちゃおうかなぁ・・・うーん、船便かなぁ、悩むぞ、ワシ。
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家庭料理という文化   

フルプライマリーを練習。後、フルーツを買い込み帰宅。たくさんのフルーツを食べる、幸せ。

1時からTinaのインド料理教室へ。17人くらいの生徒が参加。インドに来てからの私の大好物「Dosaドーサ」の作り方だ。ドーサはお米と豆の粉から作るクレープみたいなもので、軽食としてあちこちで食べられる。「Masala Dosa マサラドーサ」は、食事としてもボリュームたっぷりの一品で、ドーサの中にポテトや野菜の詰め物(=Masala)がされている。また、ドーサは大抵、SambharサンバルやCoconut Chutney ココナッツ・チャツネのディッピングと一緒に出される。今日は、これらの「ドーサ」「マサラ」「サンバル」「ココナッツ・チャツネ」と、あとついでに同じお米と豆の粉から作られる「Idris イドリス」という蒸しパンみたいなもの、の5品の作り方を教わる。

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感想:どこの国であっても、本来の家庭料理はインスタント食事とは対極で、それをどれだけ「通常」のものとして維持できるかが本当に大事なんだなぁ、と思った。本来の家庭料理イコール=ハレの日のご馳走、じゃ、そりゃ違うでしょ?でも残念なことに大抵の先進国では、特に都市部では、そうなっちゃてるよね。ここインドでも、そういう傾向はあるだろうけど、まだ家庭における主婦の料理にかける意気込みが残ってる気がする。医食同源ともなるアーユルベディックな考え方、ケミカルに頼らないエコ的方針、そいうった「昔ながらの」なモロモロもしっかり残り、こういうのを「文化」って呼ぶのかもしれない。さて、私の生まれ育った日本では「食文化」はキチンと残っているのだろうか?ちょっと疑問、でも、少なくとも自分自身は、その辺をちゃんとやってゆきたい。

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とか言いながら、夕食は揚げたてのポテトチップ。うーん、説得力ない。


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ああ、インドだ  

朝のマイソール・クラスは、生徒がグッと減った感じだ。時間通りにゆき、待合室で待つ必要がなく、すぐにシャラ内で自分のスペースが確保できる。私も少しずつ場の雰囲気に慣れてきて、自分のペースを保てるようになってきた。カラダもかなり開いてきてる。マリーチCとDの捻りは、大の苦手でずっとトラウマだった。特にマリーチDなんて、自分ひとりで指先が触れられるようになるまで、ほぼ毎日やって1年7ヶ月かかった(ゲー!)。まだまだキチンと両手を取れないので、この先も長いなぁ、って感じ。でも、この捻り系の「ポイント」というやつが、やっとここにきてカラダで判ってきましたよ!胸を張って捻る・・・これが、判ってなかった。というか、手が取れないから背中を丸めて両手を近づけるのに必死だった。それが、ここに来てカラダが柔らかいし、開いてきてるので、一歩前進できて、「おおおー!これかー?」と気づいた。これが判っただけでも、マイソールに来た甲斐があるってもんだ。でも、別にグルジやシャラートに教えてもらったわけじゃなくて、放置されて独りでウンショウンショってやってるうちに、自分で発見したわけだから、東京で自己練習を続けていても発見できたのかもしれないけどね。

そういえば練習前にチャンティングをしていたら、シャラートに「オイコラ!キミ、キミ!」と中断され、ヨガラグを畳みなさい!と注意された。私はシッティングまでは普通のヨガマットを使い、シッティングからはヨガラグを敷くことにしている。なので、最初のうちヨガマットを使ってる間は、ヨガラグを丸めて端っこに置いてる。どうやら、それがイカンらしく、「ドンド・ロール!フォールディット!」すなわち「丸めるな・畳め」と言われた。ふーん、そんなもんなのかー、と改めて周囲を見渡すと、確かに!みなさんヨガラグは「丸めず・畳んで」いらっしゃる。ふーん、そんなものなのかー。

今日はサラスワティにスプタのアジャストをしてもらった。グルジとのコンタクトは、まだない。

練習後Tina’s Placeで朝食。どでかいフルーツサラダとポリッジ、スピルニナ&ミントのジュースで満足満足。決して安くはないけど、みんな美味しいです、ここは。女主人のTinaは一見コワモテだが、しっかりしていて、非常に賢い。週に3回インド料理のレッスンを開いているそうなので、さっそく翌日のレッスンの参加することに。

ランチはちょっと遠出をして、マイソールのもうひとつのアシュタンガヨガのシャラ、Mysore Mandalaへ。ここは、ヨガ、瞑想、プラナヤマ、マッサージ、ダンス、音楽、その他アート関連などなどを集めた、コミュニティっぽいところだ。パタビ・ジョイスのシャラに来ているアシュタンギは、スピリチュアル系というよりは、どちらかというと、フィジカルにアサナを追及している人が多い気がする。一方、こちらのMysore Mandalaは、もっと精神性寄りの人種が多い印象を受けた。これは、ちょっとした会話ひとつとっても、また人々の物腰や取り巻く空気で判る。その人の存在そのものが語る世界、って正直だし誤魔化せないもんなんだなー、と最近気づき始めたワタクシなのだ。ボリュームたっぷりのオーガニックでベジーでヘルシーなランチを平らげ、同席してたイギリス人男性、イタリア人男性、国籍不詳の白人女性とおしゃべりを楽しみ、マイソールの地図を広げMust Visit スポット」などを色々と教えてもらう。

ランチ後、FabCityという、清潔で小奇麗で漂白されて個性のない、イドーヨカドーみたいなスーパーへ。3Fある店内には客の姿は殆どなく、食料品、衣類、家庭用品などがお行儀よくずらりと並び、およそ100名はいるかという従業員が、ヒマをもてあましている。フィリピンでも似たような光景を沢山見たなぁ、と苦笑。

それから、Must Visitスポットの教会へ行く。でかくて立派だけど、なーんにも感じるものがない、重み・深みがない。大抵の教会って、厳かな気持ちになるのだが、そういうものに欠けていて、消化不良おこしそうな感じ。きっと、私の感じる心が曇ってたんでしょうね。というか、インド的なるものの洗礼を受けて、そのスパイシーさによって、微妙な味覚が感じ取れなくなっているのかも。

マイソールに来てからというもの、朝晩は肌寒く毛布やセーターが必須、日中も長袖でOKだった。が、ここにきてイキナリ暑くなった気がする。暑いというか、湿気がすごい。これじゃ日中出歩くのはシンドイ。私の下宿先は丘の上にあるので、帰りの坂道がシンドイ。日差しにクラクラする。視界がボヤケル。牛や豚や犬とアチコチに散乱するゴミと物乞いチームが空き地でダンスしている。ああ、インドだ。ナーム。


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なんか忙しいぞ   

2回目のレッドクラス。今日は早く家を出た。余裕でシャラについた。マット間のスペースも余裕だった。

プライマリーのレッドクラスはシャラートのカウントでゆっくり進められた。休息明けの練習はカラダが楽チンだ。でも、スタート前におしっこをするのを忘れて、ちょっと辛かった。うーん、張り詰める膀胱にバンダはキツイです。ワタシ的難関のマリーチDはギリギリOK(指先だけ・・・!)、次なる難関のスプタは・・・おおお、シャラートがアジャストしてくれたよ!クルマーサナのときから、私のマットに立ち続けてるので、「うひゃ、次のスプタで『おーし、お前このポーズできないな?ん?よーし、ここでストップだ!フッ フッ フッ』とか、言われそうだなぁ」と、ヒヤヒヤしていましたが、誤解しておりました。ごめんなさいシャラート、アナタいい人ですー:) でも、アタマの後ろで足が上手くキープできず、はずれかける様を見て「フッ フッ フッ」と、楽しそうに笑ってましたね・・・クソー。

毎週日曜日にはGreen Hotelでオーガニック・マーケットがあるらしい。と同時に、今日はケンさん主催で日本チームメンバーが集結し、ちょっとしたランチパーティにもなるという情報もあり、さっそく行くことに。現在マイソールに来ているジャパニーズ・アシュタンギが勢ぞろい。ケンさん、バーシャと一緒のテーブルでランチをいただく。そしてなんと!ケンさんと私は、生まれ育ったのが同じ神保町界隈だということで、むちゃくちゃローカルな話題で盛り上がる!おおおー、ケンさんは三宅ゆうじに次ぐ、神保町が生んだ偉大な有名人だったのだー!なんか嬉しいぞー。

マーケットでは、オーガニックな野菜や、自家製はちみつやジュースやペーストやクッキーや、そんな感じの、オームでピースな外国人ヨギー&ヨギーニが喜びそうなモロモロがイッパイ!極めつけは、インド風デザインの名刺屋さん。オームマークやヤントラやロータスのデザインを入れて、手作りっぽい素材の紙で名刺を作るなんて、うーんココロ動くなぁ・・・インド人の商魂にはアタマが下がります。手作りオーガニックの「フムス」と「レモン・ジンジャーの濃縮ジュース」、そしてやっぱり名刺!を購入。やられたー。

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ヨギ観光客対象のマーケット

昼寝をしに一旦家に戻る。となりの部屋に新しい人が入ってきた。ドイツから来た年配の女性カップルだ。アーユルベーダのボディ・マッサージをしているとのこと。今度やってもらおう。

夕方は、この下宿先の息子さんがバイクでチャムンディの丘へ連れて行ってくれた。マイソールの町全体が見渡せる、観光スポットとして、またローカルのちょっとしたお出かけ先として有名な場所だ。インド人の運転するバイクは、想像どおりムチャクチャ速くて非常に乱暴だ。でも、不思議と「怖い」という感じがしない。運転するインド人達は、頭の後ろにも目があるに違いない、と、思わせるほど、互いのすりかわし方が絶妙だ。バス、クルマ、リキシャ、バイク、歩行者、牛、馬、犬、物乞い、それぞれがまるっきり自分のペースで道路を歩む(歩道じゃないよ)。互いに譲り合うそぶりも見せないのに、絶対にぶつからず、上手くすりぬけてゆく。私たち観光客は、お決まりのように「インド人の運転は乱暴で怖い」って言うけれど、そんなことはない、それは偏見だよ。「乱暴だけど、そこにはアートがある」だと思いまーす。

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丘の上の寺院

ビュンビュン飛ばすバイクに乗って、このチャムンディの丘の頂上に着いたのは6時半ごろ。寺院を軽く見て回る。周囲は典型的な観光スポットっぽいたたずまい。土産物屋、食べ物の屋台、物乞い、しつこい物売り、物乞い、牛。途中で小さな洞窟にあるミニ寺院(モドキ)に入ってみる。しゃがまないと中に入れないほど狭いその中には、ささやかな祭壇と、フオッツフオッツフオッツと佇む修行僧がいるだけ。修行僧は流暢な英語を話すので、これはほぼ観光向けなんだろうな。



丘の上からマイソールの町のを見下ろす。ちょうど灯りがともりはじめた時間帯で、とてもキレイだ。なかでもひときわ明るい光をはなっているのが、マイソール宮殿だ。毎週日曜日の7~8時の1時間だけ、マイソール宮殿がドカーンとライトアップされる。先週連れて行ってもらったけど、まるでディズニーランドみたいな、キンピカな世界で、うーん、電力が足らず困っている地域もあるというのに、こんな贅沢しちゃっていいのかな?って疑問も残るが、ローカルな人達はそうそうない娯楽として、一家総出でむちゃくちゃ楽しんでいるわけで、それに対して私たちがどうのこうの言う権利はないのであった。ふむ。

まだ8時の消灯に間に合うかもね!といって、またバイクをビュンビュン飛ばしてマイソール宮殿へ向かう。そごい人、人、人・・・!マイソール市民の諸君、他にすることはないのかね?と聞きたいくらいだ、が、きっと他にすることはないんだと思う。下宿先の息子さんオースティン君と、座り込みピーナッツをほおばって、あんまり通じない英語で、おおむね「お金」に関わる会話をする。

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マイソール宮殿のライトアップ

その後、オースティン君の友人夫婦宅へ立ち寄り、チャイをしばいて、表面的で社交的な会話を楽しむ、が、私のお眼々は眠くてショボショボ。奥さんは手編みの服作りを商売にしていて、一緒におしゃべりをしながら、自分の手元など一切見ずに編み物をし続けている、スゲー。帰りしなに、なんかすっごくカワイイニットの「帽子&マフラーが地続き」をプレゼントしてくれた。朝シャラに行くとき冷えるので、ちょうどいいよー、わーい、ありがとう!

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Enjoy your rest   

グルジのクラスを取っている生徒は、月~木がマイソールクラス。金と日がレッドクラス。よって土曜日は休息日。東京にいるときの練習も、ほぼ同じようなスケジュールだったので、週1回の休息日は楽しみのひとつだ。前夜に夕食が食べられる、早起きしなくていい・・・そして、なんといっても、肉体を休めた方が絶対的に良いワケで、この日は思いっきり「自分を甘やかす日」にしている。

それでも早起きの癖は抜けず、6時には目が覚めちゃう。まだ暗いので、蝋燭の火を灯して、お香を焚いてちょっと瞑想。遠くからはお祈りを捧げる声が聞こえる。日が昇りきったころに、屋上へ気持ちのよい空気を吸いに出ると、この下宿先の奥さんが、お米の粉を練った食材を天日に乾かすべく、ウンショウンショと作業中。インドの奥さんは、ホント朝から晩まで家事に忙しくしてる。掃除と選択はメイドがやってるけど、料理だけは「家庭の味」を守るべく、というか「ここはゆずれないのよ」的誇りを持って、命かけてるんだろうなぁ・・・エライ。「今夜食べさせてあげるからねー:)」「ナマステー」

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ウンショウンショの奥さん@屋上

仲良くなったユミキはシャラートのシャラで練習をしているので、月~金がマイソールクラス、土がレッドクラス、日曜日が休息日、と、私とはスケジュールがちょっと違う。彼女は非常にアクティブで元気イッパイなので、彼女のレッドクラスでの練習が終わった後、一緒にオールド・シャラ(グルジが昔教えていたシャラ)近くにある、Nagarathna R. Raoのオーガニックな家庭料理の店(というか彼女の個人宅)へゆく。ここはYoga Supplies /www.yogicsupplies.com/という、ヨギ&ヨギーニ相手のビスネス(ヨガマット・ヨガラグ・ヨガ本の販売から、アパート斡旋、空港送迎、車やバイクのレンタルetc)も兼ねている。現在はシャラがゴクラムへ移転してしまったが、以前はウハウハの商売をされていたと思われる。

50ルピー(=150円)で、その日のお任せ朝食をいただく。全て自家製、ナチュラル100%のオーガニックでベジーなメニューだ。絞りたて葡萄のジュース、フルーツサラダ、砂糖控えめのチャイ(そこらのチャイとは味が違う!)、ソフトなドーサ(コリアンダー、ねぎ類入り)とクリスピーなドーサはそれぞれココナツベースのチャツネ付。もうね、「ヤミィー!!!!」と大声出したいくらい(実際出したけど)美味しいのだ!量的には「あああ、もう食べ切れませーん」ってくらいあるけど、実際食べると軽いのでペロンと平らげちゃう。そして胃にもたれないから、とても快適。ああーん、毎日これ食べたいー!!!

ここの必殺料理人の奥さんの薦めで、この後Sri Ganapati Sachchidananda Ashramaへ行く。その前に、いつもシャラの前に、とても美味しい自家製パンやケーキ・豆腐や豆乳・ジュースなどを売りに来ている男性の自宅へ立ち寄る。というのは、私の練習は遅めのスタートなので、練習後にシャラ前に出ても、彼は既に去った後なのだ。知り合いから分けてもらったケーキの味が忘れられず、彼を探すこと約数日・・・ついに探し当てました。

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シャラ前にパンを売りにきているニーサンの自宅

Sri Ganapati Sachchidananda Ashramaは、広大な敷地に庭園、美術館、アシュラム、瞑想室、土産物屋、お茶スペース(ハーブティのみ)、本屋などなどが点在している。本堂内には、瞑想する人々、チャンティングをする人々、リチュアル的行為をしている人々、様々だ。ヒンズーの神々、キリスト、仏陀やメッカ、そして偉大なヨギ達が奉られ、宗教の壁を超えた、真に聖なる空間がそこにはあった。このあたりの分け隔てのなさ、はスゴイ。でも本来のスピリチュアル的視点からすれば、これは当たり前のことなんだよなー。クリスチャンだー、ヒンズーだー、ムスリムだー、なんてドグマやドクトリンを盾にした軋轢は、大昔から私たちが繰り返してきてる大きな過ちでしかない。

ここで修行をしている「ムッチャかっこいい本物のインド人ヨギー」風(!)男性に、本堂内を色々説明してもらう。(最後にガイト料を請求されるかと思いきや、無料でした。)それでは特別にお見せしよう!といって連れて行かれた半地下の瞑想室には、けっこう重いドンヨリとした空気が満ちていてギョギョギョ。ここで、定期的にクーリヤ・ヨガの授業があるとのこと。クーリヤ・ヨガには昔から興味があり、ビーハ・スクール出版のクンダリーニ本で、自己鍛錬をしかけた時期もあった。が、今日のこのめぐり合わせは、ちょっと違うねー、という感じなので、素通りしておくことに。

それにしても、こういったアシュラムや寺院の中にいると、心が落ち着く。私自身は特別な信仰を持たないが、人々の心に宿る純粋な信仰心にはココロ打たれる。実際にインドに来る前の、私にとっての「インド的なもの」というのは、イコール「貧困と商魂」だった。でも、実際に来て見ると、それよりもなによりも、人々に宿る信仰心が「インド的なもの」として、まず第一に私の心に刻まれた。

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初レッドクラス   

久しぶりに5時起きして、ちょっとだけ瞑想して6時に家を出る。外はまだ暗く星が見える夜明まえ。空気は凛として肌寒い。早めに着いちゃってシャラの外で待つのは寒いからヤダなぁ、なんて思ってたけど、着いたらもう既にみんなマットを敷いて場所確保してる!あーん、出遅れたよー>< 

ドアの横にむりむりスペースを作ってマットを敷く。隣とのマットの隙間1cm ・・・これじゃ、どうやってガルバで転がればいいんだろう・・・なんて不安がアタマをよぎった。いや、クルマーサナだって、後半のバランス系だって、マットから横にはみ出すアサナは、これじゃ無理じゃないか?みんなどうやるんだろう?

そんなこんなでアタマをイッパイにして、始まりを待っていると、優しい(!)シャラートからお声がかかる。

「ユー!ムーブ!カムヒア!モアスペース!」

と指差された先は、なんと、ドアの外。えー!私の記念すべき初レッドクラス@マイソールを、ドアの外(すなわち、待合室)でやれっていうのー?いいじゃん、中でやらせてよー、入れてよ、入れてよ、仲間はずれにしないでよー!・・と目でウルウル訴えたが、「ムーブ!クイック!」とシャラート、やっぱり厳しい・・・>< 

あーあ、私ひとりドアの外かぁ、次のクラスを待つ人達に囲まれちゃうんだろうなぁ、きっと・・・と、けっこう凹んでいたら、ダッシュで駆け込んできた白人男性も中に入れてもらえず、一緒に待合室で練習することに・・・やった、仲間ゲット!と思ったら、D先生じゃん。あれ?フルプライマリーになんで参加してるの?(金曜日はセカンドのレッドクラスはないそうです)

生徒数が多すぎてシャラに入りきらず、待合室にマットを敷いて東京での先生と生徒が一緒に練習。結構笑える図だなぁ、と思ったら俄然リラックスしてきた。シャラートの見回りも、ここまで来そうにないし、スプタでストップかからず最後までできるか?とか、あくどい企みも沸いて来た。ふふふ・・・ともあれ、初レッドクラスです。グルジのカウントを取る声に、かなり感動する。(が、後で聞いたら、カウントとっていたのはグルジではなくシャラートだったそうだ・・・アチャー、感動して損したぞ)

で、事前に色々聞いてはいたが、実際に参加してみて感じたこと

*全てのチャトランガにおいてキープ時間が長い・・・普通のペースでアップワードドックへ移行しようとすると、ワンテンポ先に進んでしまう。いつもの3~4倍の時間を、全てのチャトランガでキープする必要がある(プルプル)

*根性がいるアサナ(ウッティタ・ハスタ・・、ナバーサナ)は、カウントがいきなり遅くなる・・・1から2の間が、うわ、長い!4から5の間が、ひー、もっともっと長い!これは鍛えられますね(プルプル)

*ウトプルティはシゴキ以外のなにものでもない・・・私はいつも自分のウジャイ呼吸で25カウントしてるけど、グルジ(もといシャラート)のカウントでは、「3」で落ちました。「1」から「2」の間ですでに10カウントはあろうかと・・・。「ドント・フォール!」って叱咤されるけど、それは無理ですー、って感じでみんなが笑い出すのだ、ははは:) でも隣のD先生は最後まで持ち上がってたね、さすが!

そんなこんなで、いつもと違った楽しさがあったので、あっと言う間に終了。終了後、みんながサササッ!と前の方へ歩いてゆくから、なんだ?と思ったら、列を作って1人ずつグルジに「ご挨拶」している。グルジは前方の台の上に座っていて、生徒がグルジの足元に跪き、グルジの足から自分の頭へ手でエネルギーを頂戴する。女性人はその後「チュー」と「ハグハグ」をしてもらう。これは月~木のマイソールクラスでも、グルジがシャラを出る前に練習を終えた生徒さん達がやっているけど、私は指定されたスタート時間が遅いので、間に合わない。ということは、そうかー、金・日のレッドクラス終了後が唯一のチャンスなのかー。

ということで、列に並んで、グルジへの初「ご挨拶」をした。グルジの優しい笑みをたたえた顔、瞳を合わせると、ココロがホンワカ優しい暖かさで溢れてくる。うーん、感動の瞬間・・・ウルウル、来てよかったー!だけど、「チュー」と「ハグハグ」がなかったよ。私女性なんだけどなぁ。今度はもっと積極的にアプローチしてみよう!

一旦家に戻り、恒例の昼寝(午前なんですけど)をする。途中でメイドさんが掃除と洗濯に来てくれる。不定期だけど、確実にやってくれるので、楽チンだー。1時過ぎくらいに、ノートPC持ってAnu’sでランチでも食べながらネットしようと家を出る。でも、アタマでは「さ、ランチを食べなきゃ」って言ってるのに、カラダはそれほど空腹じゃないことに気づき、Anu’sのどてかいビュッフェ・ランチは断念。

とりあえずネットだけやりに別場所へ行く、と、D先生発見。今朝のレッドクラスの話などをして、Green Leafへ軽いスナックを食べに行くことにする。D先生はバイクを借りてるので、一緒に移動するのが楽チンだ。テクテク歩くより、全然行動範囲が広がるからいいなぁ、私もバイク借りようかな、と思うけど、インド人と混じって運転するのは怖い。

Green LeaffではDosaでも軽く食べたいなぁ、と思ったけど、この時間帯はやってないんだって。インドのレストランは変なメニュー構成になっている。曜日ごとのメニュー、時間帯ごとのメニュー、複雑でよく判んないー。お粥風かなー、と思って頼んだVeg. Palavは、ただのピラフで大ハズレ。帰りしなにNilgiri’sスーパーマーケットへ寄ってもらい、ハーブティ、オーガニック・クッキー、オレンジジュースなどを買い込む。

本当は今日は夕方に、ダウンタウンにあるもうひとつのアシュタンガヨガのシャラへ、ドロップインでレッスンを受けに行く予定だった。が、ちょっとカラダが「ダメダメ」って言うので、それはキャンセル。代わりに、ユミキと早めの夕食を近所の安食堂で。本日念願のDosaを食べる。マサラ・ドーサ&チャイでしめて30ルピー。

その後、夕暮れの散歩がてら、テクテクとラーマクリシュナのアシュラムへ。本屋でヴィヴェーカーナンダのミニ本を2冊購入、しめて38ルピーの出費ナリ。その後ヒンズー寺院に立ち寄る。アシュラムでも寺院でも感じるが、人々の信仰心の深さは、とても美しい。リチュアルな行為の中に秘められた純粋なモノが、アチコチに溢れている。形だけで完結してない深遠さがそこにある。人々の真摯な瞳の中に、路上に描かれた曼荼羅の中に、花咲き乱れる木々の中に、それを見つけることができる。インドは本当にスピリチュアルな世界だ。マイソールのゴクラムという特殊な環境にいても、そういった「インド」的なものは、そこかしこにある。

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ヒンズー寺院

なーんて旅情味溢れる感慨に浸っていたら、チャンティングのクラスに出席するの忘れちゃったよ、アチャ。


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カラダが教えてくれた  

4日目、朝起きたら体中が筋肉痛・・・こんなの久しぶり。カラダはこうして何かを私に訴えているんだな、と改めてオノレを俯瞰してみると、不思議な感じだ。今朝はシャラに着いたら、待たずにスグ入れた。最近になって生徒がどんどん減ってきているらしい。待合室にケンさんがいて、「あっ、今あいてるよ、スグ入って!」と、ビシッと指示され、ドア前に立ちはだかっていたグルジにも、「ユー! カム! クイック!」と、ビシッと指示される。なんか学校みたいだな、ここ。

今日は全身の筋肉痛(特にハムストリングスとお尻の筋肉、首の後ろ側)と一緒に練習をした。どこが、どうすると、どのように痛いのかな?と探検する気持ちで、探りながら、自分のカラダを発見してゆく。ああ、ここをこうすると、この部位が楽に緩むのだなぁ、とか・・・。で、ハッとした気づきがひとつ。

「私マイソールに来てからというもの、全身全霊をかけて、むちゃくちゃ力んで練習してきたんだー!アホやー!」

おお、こんなことはもっと早く気づけよ、オレ、とか思ったけど。やっと今日の練習中に、オノレのカラダをもって判った。全てのポーズにおいて、不必要に力を入れすぎている。これじゃ筋肉痛にもなるよ。それは、初めてのマイソールで、超大先輩アシュタンギに混じって感じる劣等感、ちょっとでも自分を「よく見せたい」執着とエゴ、少しでも上達しなきゃ「ならない」という強迫観念からきているのだと気づく。

もちろん私のマインドは、そんな愚かなことを感じることを断然拒否する。「あるがままの自分をを受け入れましょう」「人からの評価のためにヨガをやっているんじゃありません」「いま・ここに集中しましょう」「ポーズは目的ではありません」「まずは楽しむことが大事」・・・とかなんとか言ってね。ははは、そんなことは、アタマや口先ではいくらでも言えるよ。

でも、その難しさは誰もが知っている・・・醜い感情が自分のウチに沸き起こる。自分の理性はそれを受け入れられない。なぜなら「こうあるべき」という信念に反するからだ。そうやって、自分をジャッジして、自分を「型」にはめ込んでゆく。本来感じている自分の醜い感情を隠蔽する。もしくは、そう感じる自分を非難する・・・この構図は私だけじゃないと思う。

ということで、今日はバリバリに全身を力ませてたパーチュモッタナーサナ(この安楽的ポーズで力むというのは・・・!)で、突然「おおおおー!」と上記のような気づきが現われたのでした。そうだよなー、ココロが緊張しきってたらカラダも緩まないわなー、と、妙に自分の愚かさが愛おしくなってきて、ちょとだけ自分をハグしてあげた。そうなんだよね、新しい環境で迷える子羊みたいに不安で怖がってるんだよね、しょーがないよね、凄い人ばっかりに囲まれてたら萎縮しちゃうよね・・・ってね:)

自分を甘やかすのと、自分を認めてあげるのとは違う。私はずーっと必要以上に自分に厳しいタイプだったので、その辺の線引きがまだ上手くできない。でも、こうやって少しづつ自分に「よしよし」ってやってあげたい。そうして「しょーもない」自分を認めてあげた上で、今度はカラダからのアプローチで、ココロを緩めてゆく。そうすると、今度はカラダが解放されて、動きの「自由度」が変わってくるから面白い。そんなこんなを、2時間かけてフルプライマリーをやりながら、経験していった。なんか妙に自己セラピーっぽい練習だ。

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練習後いったん家に戻り、シャワーを浴びて洗濯をして昼寝。(まだ午前だけど)2時間以上も寝ちゃったよ。1時半にシャラ前でアメリカ人のユミキと待ち合わせて、Green Leafでランチ。彼女も私と同じタイミングでマイソール入りして、シャラートのシャラで練習している。ハーフというかクオーターというか、色んな血が混じっているので、非常にエキゾチックで魅力的なオンナノコだ。テキサスではヨガを教えてるそうだが、ヨガの先生というよりは、普通の元気な育ちのよいおジョーさんって感じ。そしてムッチャ底抜けに明るいので、一緒にいると自分のココロの明かりがプラス50%UPする感じ。

ワーワーキャ-キャーお喋りして、ゲラゲラ笑って、ターリー食べて、あちこちでショッピングして、記念写真撮って、チャイをしばいて休憩して・・・たわいもない女の子同士の過ごし方。私は若い頃、あんまり友達つきあいが上手くできなかったので、こういうのが本当にとても嬉しい。心底ありがとう!って気分になる。ゆきずりの関係でしかなくても、「いま」を共有することの素晴らしさは、とてもかけがえのないものだ。

ユミキと別れた帰りしなにSudhaというインド服や雑貨の店にフラッと寄る。そこで「カラー・メディテーション」というワークショップをやっているインド人男性に会い、説明がてら彼の作品も見せてもらう。興味深い内容だが、これまたレッスン料が高額だ。昨日のチャクラ・ハウスのメディテーション・プラナヤナもそうだが、こういう外国人向けのコースやレッスンって、高すぎやしまいか、インド人たちよ。アシュタンガ景気にあんまり浮かれてちゃ、イカンぞ。

今日の帰宅は6時。明日は6:30amからレッドクラスがあるので、早めに寝ることに。

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慌しいんだか、ヒマなんだか・・・   

3日目。いまだグルジと個人的なコンタクトはナシ。サラスワティにスプタのアジャストと、ドロップバックのアシストをしてもらった。シャラートには怒られなかった(笑)いや、むしろ、目が優しかった(気のせいか?)マットを敷けた位置が、なんとドアの目の前=イコール待合室から見学される場所、ヒー!待合室には順番を待つ人達、グルジへの挨拶を待つ人達でイッパイ。ああ、私のこんなヘナチョコな練習が、みんなの(しかもアドバンスな人達!)目の前に晒されているのかぁ・・・と思うとかなり緊張して、集中できない!・・・あ、でも、よく見たら私の隣の隣はクレイトン・ホートンだから、みんなのドリスティ(凝視点)は私じゃなくて、彼だよ、ハハハ。

今日は練習後まっすぐ家に帰り、シャワーを浴び、洗濯をして、昼寝をした。目が覚めると12時過ぎ・・・お腹もすいたので、ノートPC持ってランチ・バッフェがあると聞いていたAnu’s Placeへ。たっぷりの野菜インド料理をいただき、同席になったグアテマラ青年・アメリカ青年と、あれこれおしゃべり。

珍しく3人とも「マリーチD」で苦戦しているレベルで、ワタシャ無性に嬉しくなったね。マリーチDに関して私がアドバイスするなんて、私を知ってる人が聞いたら笑うと思うけど、しっかりしたよ、アドバイス。だってマイソールに来てから、指先2cmくらい引っかかってるもーん。

アマンのアシュラムの話とか、やっぱりまた出るヴィパッサナの話、リシケシュでのLuiseEllisのレッスン話などで、ワイワイやって、馬鹿みたいにゲラゲラ笑って・・・ああ、こういう時間って楽しいなぁ、って心底幸せな気分になった。本当にみんなオームでシャンティな人ばっかりだね。気をつかう必要が、ない。

帰りしなに、Bihar School出版の本を売っているお店に連れていってもらい、3冊購入する。私はこのシリーズが結構好きで、ムーラバンダ本、プラナヤマ本、クンダリーニ本などを、アマゾンで買ってたけど、ここで買うとルピーの定価なので、むっちゃ安い!もしどなたかBihar School出版の本が欲しかったら、教えてね。ルピー定価(100~200ルピー=300~600円程度です)で買っておきますよ。

こんなにゆるゆるな過ごし方をしているのに、疲れてるんだろうか、私?3時過ぎに家に戻ったら、また昼寝しちゃいました。6:00pmからチャンティングのクラスがあるので、あわてて支度してシャラへ行く。シャラ前にケンさんがいたので、受けようと思っているIYCの短期集中コースの質問をいくつかしておく。

2回目のチャンティングのクラスは、可もなく不可もなく。意味説明とか一切ナシで、ひたすらチャンティングを続けるので、一種の酩酊感が生じる。そしてサンスクリット語のバイブレーションが体内を木霊し、結構「くる」けど、ぶっ飛ぶほどのものでもない。

チャンティングの後、ネットカフェへ。IYC九段下のSちゃんとD先生、IYC京都のKさんと会う。私のPCは調子が悪いのか、ネット接続ができずに困っていたが、SちゃんとKさんはプログラマーさんでもあるので、すぐに解決してくれた。うれしいなぁ、助かるなぁ。

その後ひとりフラフラと、近所のお店を見て回る。インド風スナックのお店で、何種類か味見して「チリ風味のドライ・バナナ」を買う。スーパーでアレコレ見てたら、初日に迷子になったときに、助けてもらったアメリカ人の女の子とバッタリする。彼女はなんと私と同じ名前を持ち(珍しいよね、アメリカ人で・・・!)、そのよしみでなんとなーく意気投合、翌日のランチの約束をして別れる。

おお、今日もこうして、なんだかんだと、あっと言う間に1日が終わった。慌しいんだか、ヒマなんだか、よく判んないや。

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マイソールのヨガ・コミュニティ  

マイソールでの生活は、きっと退屈なんだろうな、と思っていた。だって、朝の9時ごろに練習を終えたら、その後はまるまるフリーなんだもん。ゴアでも、フィリピンでも、似たような生活をしてきたけど、そこには「ビーチ・ライフ」という名のもと、ただひたすらビーチに転がり「なにもしない」というアクティビティがあった。しかしながら、ここマイソールは、パタビ・ジョイスのシャラがあるとはいえ、ただの田舎の町。ありあまる時間をどのように過ごすことになるのかな、と、不安でもあり興味深深でもある。

さて2日目、昨日ほど「カラダが自由」って感じはナシ。変な筋肉痛が残って、ちょっとギクシャク気味。マイソールに来ると、気候やストレス・フリーのおかげで、カラダがうんと開くし柔軟性が出てくるので、調子にのっていつもより無理をしがちになるらしい。マイソール到着直後しばらくは、バツグンに調子のよい時期が少し続き、その後カラダから「ちょっと待った」のサインが、痛みや重さや固さ、といったカタチで発せられるそうだ。これを聞いたとき、うわ気をつけなきゃいけないな、とギクリとした。それにしても、こういう話を周囲の大先輩たちから、フツーに聞くことができるのは有難い。

今日は練習後シャラ前がガラーンとしていた。恒例のココナッツ・ジュースを飲みながら、同じタイミングでマイソール入りしたオーストラリアのDiと知り合い、来たばっかりのホヤホヤ同士「初マイソール」体験の興奮をシェアしあう。で、そのまま、なんとなく流れでTina’sで朝食。同席になったシアトルから来ているカップル、シンガポールから来て別のヨガ・シャラで練習をしているこれまたカップルと、ワイワイ世間話、というか、ほぼヨガとその周辺談義に終始。

ここマイソールのゴクラム周辺にいる限り、出会う「非インド人」は、ほぼヨガ関連なので、知らない者同士でもごくごく自然に「笑顔でハロー」&「練習はどんな感じー?」と話が始まる。

私たちは大抵、見知らぬ他人に対して警戒心を持つよう「しつけ」られてきてる。警戒心の根源は未知に対する恐怖、自分が危機に陥るのではないかという不安、そして作り上げる「コチラ」と「アチラ」の線引き。こんな疲れる戦いを、ずっと子供のころから当たり前のこととして行ってきた。でも、ここにいる間、それは、ちょっとタンマねって感じで、みんなオープン:)それがスッゴク心地よい。

そしてまた、国籍・性別・年代・バックグラウンドを超えた交流というのは、とても視野が広がるし刺激的だ。言葉や文化の壁なんて、ヨガという世界共通言語があれば、あんまり問題にならない。

毎日違う人達と出会い、知り合い、言葉を交わして、たくさんのコトをシェアし合って。そこには変な下心とか思惑とか期待とか、そういったものがなく、純粋に単純にピュアな「交流」があるだけ。ヨガの本質は「繋がる」ことだよ、って誰もが口にするけれど、ああ、本当にそうだなって、しみじみ思う。

そしてまた、インドのヨガ周辺という狭い世界だから、みんなの興味の対象も「方向性」が似ていて、お役立ち情報がインプットされる頻度がこれまた高い。Tina’sでは、シンガポール・カップルとゴエンカ・ヴィパッサナの話で盛り上がり、ついつい私は彼らがマイソールに来る前に滞在していたという、OSHOのシャラに興味がわいて来た。

Diとは、ランチの後、女の子同士でショッピング。このあたりは世界のヨギー&ヨギーニを対象とした「商売の上手いインド人」による、ヨガ関連グッズのお店がアチコチにあり、私たちを狂喜させる。ところで面白いのは、こういったお店がみんな、普通の住宅の一角(ガレージとか、部屋のひとつとか)を利用して「お店」と称しているところだ。よって外観は単なる個人宅、それが「お店だ」とは判らない。これはレストランにも当てはまり、どの家もちょっとしたビジネスとして自宅を利用している。ヨギー&ヨギーニ対象の「部屋貸し」と合わせて、マイソールのゴクラムでは「アシュタンガ景気にインド人ウハウハ」っていったところか。


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一見ただのガレージ。しかし中に入るとインド雑貨でいっぱい


Diはオーストラリアのパースでヨガショップを経営しつつ、ヨガも教えている3児のママさんヨギーニだ。物腰が柔らかく、子供のように純粋なのに、ちゃんと母親の懐の暖かさを感じさせる、すっごくチャーミングな女性。ちょっとしたことに対するコメントが、とてもポジティブでハッとする。

さんざん女の子同士のショッピングを堪能したあと、昼寝をしに家に帰る道すがら、IYC京都のKさんとバッタリして、チャクラ・ハウスのメディテーションやプラナヤマのコースをチェックしにゆく。このチャクラ・ハウスのコースはちょっと高額で、内容的にもあまり「これだ!」という感じはなかった。

Kさんとはその後、昨日チェックしたラーマクリシュナのアシュラムの催しに行くことに。彼もすごい優しく親切で、右も左も判らないワタシに、アレコレ、アチコチ色々教えてくれている。一度「本当に色々ありがとう、というか、ごめんねー、悪いねー」みたいなことを私が言ったら、「いやー、僕も着たばかりのころケンさんとか、他の色んな人たちに沢山よくしてもらったからねー」と、さらり。うーん、かっこいいなぁ。

ラーマクリシュナのアシュラムでは、学芸会みたいな舞台でインド音楽の演奏が行われていた。エキゾチックなんだけど、どことなく懐かしい調べが延々と続き、ついつい瞑想的な気分になる。参列しているのは私たちを除いて全員インド人、観光客とか全然いないのが不思議だった。最後にセレモニー的にお香を焚き、参列者が口々にお経を唄いながら、香炉ならぬ聖なる燭火の光を両手で額や頭部に受け取る。厳かな、美しい光景。会場を出て空を見上げると、空にはキレイな下弦の月。来てよかった。ところでこのアシュラムでは、朝と夕に瞑想ができるらしい。門を入るといきなりシャンティな空気が溢れる場所なので、ここで瞑想したらスゴイだろうなぁ。今度ぜひ瞑想しに来よう。

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ラーマクリシュナ・アシュラム

マイソールのヨガ・コミュニティには、不思議な、特別な空気が流れてる。

誰もがフレンドリーでオープンだから、独りでいても寂しくなることはない。

私のココロが開いていれば、そこに敵などいないのだ。



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となりのインド人  

なにしてるのぉ~、と唄っていたのは戸川順。さて、私のとなりのインド人はなにする人ぞ?

道を歩いていると、「アーユルベーダ的各種治療薬」と謳い、怪しいスパイシーな生薬の粉末を、各人に合わせてブレンドし販売しているインド人を見かける。たいてい無料で「脈を読んで健康状態を診断」してもくれる。が、その殆どが英語で説明されているので、まず100%観光客向け商売だと思われる・・・ということは、100%観光客の私としては、楽しまなくてはいかんワケで、とりあえず「脈診断」だけしてもらった。結果・・・ナンカ色々説明してくれたけど、何言っているのか全然判らなかった。インド英語に、もっと慣れなきゃいけないな、と思った。不健康ではないみたいだが、消化器官が弱い、アーユルベータ的には「ヴァータ」タイプである、というようなコトを、多分言われた。これはスゴイ、まるっきり当たってない。しかし、説得力だけは誰にも負けない話しっぷりだ。さすが、インド人。65点。

会う人会う人みんなの評判が悪かったエア・インディアで、東京からデリー経由、ムンバイ入りをしたのが11日。機内に閉じ込められたまま出発が3時間遅れた以外は、なんの問題もなかった。ちゃんと食事も出たし、預けた荷物も1時間半くらいかけて、ゆっくりと、しかしキチンと出てきた。よくやったエア・インディア、やればできるじゃん。ムンバイ到着後、手荷物をピックアップしてから、カスタムと両替がチンタラなので、さらに1時間以上空港にいたとか、デリーのトランジットは、機内に閉じ込められたまま掃除のオニーチャンたちに囲まれて過ごしたとか、「あらあらあら」って感じのコトはあったけど、オームでヨギーな私にとっては、フーンてなもんで。それよりも機内食のチョイスが、「肉か魚か?」じゃなくて、「ヴェジタリアンか非ベジタリアンか?」なのが非常にナマステでした。

夜中の1時過ぎに、タクシーで空港を後にした。目に入る光景は、なんか、フィリピンのマニラの下町界隈を小奇麗にした感じだった。石っぽい作りの建物にはボロッとした殺伐感があって、道端に野転ぶ路上生活者と野良犬を照らす薄暗い街灯の光りが、物悲しい。それはタイでもヴィエトナムでもフィリピンでもマレーシアでも上海でも大阪でも、同じように感じるものなんだけど。いずれにしても、「インド」っぽさを胸イッパイに抱えて期待する光景じゃないことは確かだった。ムンバイ、旧称ボンベイ。商業の首都、ボリウッド映画の町、度を越えた金持ちと貧困と犯罪の街。

ところで、私は事前に国内線やホテル手配をすることは、あんまりしない。かといって、現地で貨幣価格差にもの言わせて、大金を大盤振る舞いするタイプでもない。貧乏旅行は卒業したけど、やっぱり「節約」する旅行が身についている。たとえば空港から市内に入るときには、空港内にあるタクシーを使わず、路上に出て一般のメータータクシーや路線バスを利用するのが「普通」だと思ってる。だから、大抵の海外旅行では、「ちょっとばかりのハッスル」が必要になるのが常だし、「ましてや、インドでしょ?」っていう先入観も加わり、その点はかなり覚悟ができていた。

が、インドに着いてから、なんとなーく流れがスムースでビックリ。12日には、なんの問題もなくスルスルと、ゴアのCalanguteというビーチに到着。みんな親切だし、参ったなぁ、私ほんとうにインドにいるんですか?私自身がそうとうラッキーなのか、単に「危なっかしいコドモ旅行者」に見えるのか、あわよくば!のカモとして美味しそうなのか・・・ま、そのいずれかなんだと思う。でも、お財布からお金があんまり出て行ってないから、不思議だ。

そういうえば、成田-ムンバイの機内から既に、隣に座っていたビジネスマン 2人組に、「どーだ、あーだ、こーだ、大丈夫か?飲み物もらってあげようか?ベジミールを取り替えてあげようか?マイソールはどーだ、あーだ。ムンバイはあーだ、こーだ。ヨガはどーだ、こーだ。仏陀があーして、こーした。AOLのグルがどーの、こーの。カースト制度がこうだから、あーだから・・・」と、ほぼコドモ扱いで構ってもらい、空港を出てクルマに乗り込むまで「見届けて」くれたから、そうとう放っておけなかったんでしょうか?こんなの初めてだ。

当然、何するにも「相当ボッてやろうぜ」って金額からの「値切り」が必要だ、ってことは大前提としてあるけど、でも、それはどこの国を旅行しても同じじゃん、って気もする。言い値で財布を開くのは、お金に余裕があるか、日本人か、のどちらかでしょ?インドを特別視する必要は、あんまりないんじゃの?って気もするけど、そういうことはもっとインドを知ってから口にすることにする。だって恥ずかしいくらい醜いじゃん?たかが数日、数週間、数ヶ月といった短期間の観光旅行で、その国を「語る」なんてのは。傲慢だし厚顔だよ。

さて、私がゴアで転がり込んだ別居中のダンナのアパートは、レイヴやフリーマケットで有名なAnjunaビーチのとなりにあるCalanguteビーチのはずれにある。ビーチまで徒歩5分、砂っぽい石っぽい周囲環境で、道端はゴミでイッパイだし、物乞いチームもイッパイ。ここでのとなりのインド人はなにする人ぞ?といえば、アーユルベータ的各種治療法を生業としており、これまた怪しい。あんまり怪しいから、先日彼のドアを叩き「コンニチワー、ネイバーでーす&たのもー」してきた。アーユルベータのコースが色々あって、プログラム的には面白そうなんだけど「お前には教わりたくないよなー」て感じで(うわ、失礼だな、私)、全身オイル・トリートメントの値段が、そこらのビーチの即席マッサージと変わらない事実に愕然とした。60分300ルピー(=1000円)、日本的感覚ではムッチャ安いけど、ここはインドです。思いっきりツーリストプライスです。私はツーリストです。∴(ゆえに)、ちょっとコレ受けてみました。結果:あー、アーユルベータ的アプローチが加味されてますけど、南国ビーチのなんちゃってマッサージと変わりませんね。脈診断は「消化機能が抜群、燃費が悪い体質」アーユルベータ的には「ピッタ」タイプとのこと。路上の脈診断と正反対ですね。しかし、なんでそこまで確信に満ちた話っぷりをするんだろう、インド人?70点。

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初練習@マイソール  

前日の夜、空き地の横の薄暗い道で、バイクに乗った変態男に付きまとわれてムカムカしたせいか、なかなか寝付けず、超睡眠不足のまま6時半起床。意外と遅起きなのは、私が練習できるのは7:30amからと指定されているからだ。

シャラの時計は10分進んでいるので、その時計に合わせてほぼジャストに行くのがベスト、早く行き過ぎるとシャラートに怒られるよ~、と聞いていたので(やっぱり怖いんだ・・・>< シャラート)、律儀な日本人として恥ずかしくないよう7:20amジャストにシャラに着き、待合室で待とうすると、ドアの向こう側にいるシャラートに「7:30am組のお前は外に出てなさい!」と追い出される。なんか、追い出されてばかりだな、私。

シャラの外の階段に座り込み寂しく待つこと10分、「入ってよろしい」とドアが開けれられ、ドキドキしながら練習場へ足を踏み入れる・・・・!うわー、すごーい、人口密度みっちり!しかもムッチャ男くさい世界だー。汗、熱気、ウジャイ呼吸の音、わー、気合が漲ってる、というか、なんか個々のエゴが溢れかえってる気がしたのは、私の西洋人に対する偏見の表れ。こうしてみると日本のヨガ環境って、かなりスピリチュアル、でもまだまだオンナノコ・ワールドなんだなぁ。

さて、高鳴る鼓動を感じながら、やっとこマットを敷けるスペースを見つけ、セカンドを練習する汗みどろのマッチョ系に両脇を固められ、恐る恐る練習スタート。生理や移動などで実に4日ぶりの練習!なまっちゃってるかな?と思いきや・・・驚くほどカラダが柔らかい、軽い!なにこれ?別人みたいですよー!

東京では、ここ1ヶ月くらいずっと腰や肩、胸、そして膿み膿みの足の親指が痛くて練習が難儀だったし、後退しているとしか思えない自分のプラクティス具合に、とてもネガティブな感情を持ち続けていたけど、そんなこんなが、一気にどこかへ吹き飛んでいっちゃったみたい。練習を休んだのも良かったのかもしれないけど、痛みを感じずに、フンワリとすんなりと練習ができる、この幸せといったら!

マリーチDもできたし、ブジャビも背中を丸めずに顎つけられたし、なんとスプタが自分ひとりで「できかけた」のに驚いた。クルマーサナからスプタへの移行はできなかったので、一旦体制を戻して、座った状態で片足ずつアタマの後ろにかけていったら、あら!首の後ろに足首が気持ちよくしっかりはまったよ!なんかあまりにスムースで気持ち悪いので、これ以上の努力は明日以降にしよう・・・と自己規制かけちゃいました。

本当は自分ひとりできないスプタでストップするべきだったけど、誰にも止められなかったので、そのままフル・プライマリーを最後まで完了。今年に入ってから先生を変えたので、最近のマイソール・スタイルの練習では、スプタをアジャストで組んでもらってから、ガルバピンダーサナがまだまだ(両手が耳に届かない)なので、そこでストップ、というハーフプライマリー+アルファ状態が続いてた。だから、ちょっと新鮮というか、単純に嬉しかった、楽しかった。

バックベンドを終えて、ドロップ・バックのアシストを待つが、もうその頃にはサラスワティしか残っていない。私は彼女の生徒じゃないので、ひょっとするとやってもらえないのかな?なんて思いながら、立って待っていると、「アナタは次なにをやるの?」と聞いてくれて、アチコチの自分の生徒さんのアジャストに忙しくしながらも、私のドロップ・バックのアシストをしてくれた。でも、荒ーく1回だけ!うーん、物足りない・・・明日からは、独りドロップバックの練習をすることにする。よくアタマから落ちるので怖いんだけど・・・><

ともあれ、そんな感じで初マイソール練習が無事完了。ここでは練習の質がまったく違う。周囲の誰もが同じことを体験しているみたい。これぞマイソール・マジック。さて、明日からはどうなるのかな?

練習終了後、シャラ前で恒例のダラダラおしゃべり。そして、これまたお決まりの「シャラの前でココナツジュースを飲む」を初体験!うーん、練習後のカラダに染み渡るのだー。

それから近くにあるラーマクルシュナ・アシュラムへバガヴァッド・ギータの本を買いに行ったら、ちょうど生誕175周年の祝賀催し中で、プログラムをもらい明日以降見学にくる決心をする。

その後、個人宅で料理を出す「自宅レストラン」でランチ、界隈でちょっとした買い物、ネットカフェでまったり、そして5:30pmからはシャラ内で行われているChantingのクラスに参加。ギータやヨーガスートラ、なんかよくわかんないけどアサナの名前を連呼するチャンティング、シバナンダのチャンティングもあったりと、アレコレたくさんやって、楽しかった。

そして、夕暮れのなか家路に着き、やっと独りの時間!なんか、あっと言う間に1日が終わるなぁ。いいのかな?いいのだろうなぁ。

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マイソールの長い1日  

ゴアのATMで現金を引き出せぬまま、所持金約1万円。
AYRIへ事前に出しておくべきレターも出さぬまま
住むトコとかも手配せず
まったく事前準備を怠った状態で
とりあえずカラダひとつでマイソール入りしたのが2/17。

ゴアに残した元別居中のダンナさんは(ちと複雑ね)
今回の私のマイソール行きに関して、おおよそ応援してくれてる。
つか、周囲の人達に自慢しているくらいだから、これは意外な展開。
彼に対する後ろめたさとか、遠慮や配慮をナシにして
マイソールに行けるのは嬉しいことだ。

アシュタンガ・ヨガの総本山であるAYRIは、ここ南インドのマイソールにあり
パタビ・ジョイス師(通称グルジ)の指南を受けようと
世界中のアシュタンギ(アシュタンガ・ヨガを実践する人達)が集まってくる。
3月中旬からグルジ一家が総出でアメリカのツアーへ出てしまうためか
この冬はこれまでにないほどの混雑ぶりで
なんと生徒数200人以上だそうだ。
が、私が到着した2月中旬ごろから
少しずつこの数は減少し始めているらしい。

インドに来てから、他人の親切にムチャクチャご厄介になり
感謝をしてもし足りないくらいなんだけど
マイソールに来てからもそれは変わらず。
こちらからお願いをする前に、いたれりつくせりで
色々と面倒をみてもらってばかりいる。

今年に入ってから東京で教わっているD先生には
部屋の手配やら、近辺の案内やら、すっかりおんぶにだっこ状態。
それも恩着せがましくなく、サラッとさり気なくやってくれるのがスゴイ。

到着翌日は日曜日で、朝の5時からグルジのシャラでレッドクラスがあり
本来登録なんてやる時間帯ではないのだか(そりゃそうだ)
「レッドクラスが始まる前に登録をお願いして、そのままレッドクラスに参加」
なんて企てまで根回ししてくれた、が、これは失敗!
シャラ内のつくりが判らなくて、No Entranceのドアを開けて乗り込んだら
シャラートに見つかってスゴい怒られ、夕方4時半に出直せー!と、追い返された。

でも、追い返されてよかったのかも。
だって、実はお金持ってなくて
事前レターも書いてないし
登録に必要な写真も持ってなかったんだから
この状態で
「よし!その根性に免じて登録をしてやる!」
なんて事態になっても、これじゃ登録のしようがない。
・・・というか、そんな状態で乗り込むな!ってことなんですけど(笑)

しかたないので、一旦D先生の部屋に戻り、瞑想とかして
7時半からのセカンドシリーズのレッドクラスの見学をすることにした。
シャラに到着した時には、まだ前のクラスが終わっておらず
入り口のドア前にはセカンドのレッドクラスを受ける人達がずらりと待っている・・・・
あ、ケンさん!あ、クランティ!あ、ペトリ!あ、クレイトン!あ、バーシャ!
あ、名前知らないけどDVDで見たことある人・・・達
の中に混じって座ってると、なんかキンチョーしてきた。
そして、ドアの向こうからは「生グルジ」のDVDで耳慣れたカウントをとる声!
あ、やっぱりウト・プルテヒのカウントは冗談みたいに遅いー!
シャラートもサラスワティもシャラ内をウロウロしてる。
なに?このシチュエーション?こんなとこに私いて、いいの?

そうこうするうちに、前のクラスが終了し、セカンドのレッドクラスがスタート。
凄いねー、圧巻だよ、シャラが熱くて美しいプラナに満ち溢れているよ!
ドアのこちら側の「見学組」も、固唾を呑んで真剣にドアの向こうを見つめている。
だって、そこにはもう一流クラスのアシュタンギ達が
しなやかにポーズをこなしてるんだから。
その横を孫の女の子がチョロチョロしてて
それをあやしながらアジャストに余念がないシャラートとサラスワティ。
厳格さとほのぼのした感じが絶妙のバランスをとっている。

んで、他の皆と一緒にドアの前で座り込んで見学してると
またシャラートから厳しいお声がかかる。
「おい、こら、そこのチャイニーズ!お前は本当にここで練習してるのかっ?」
どうやら生徒の顔を殆ど覚えているらしく、見慣れない顔の私を見つけ詰問された。
「さっき怒られたばかりじゃん、言われたとりに今日夕方にレジストレーションしますよー!」
ということを、やんわりとお答えしたので、一応オッケーってことで。
でもシャラート怖いよ、えーん。

セカンドのレッドクラスが終わって、シャラ前でダラダラ。
みんなとココナッツドリンクとか飲みながらダベる、ダベる。
いやー、みんな良い人ばかりだよなー。
初めて会ったのに、なんかすごーくWelcomeされてる感じで。

こうなると私も気が抜けてきて、(実は朝から緊張してたのだ!)
ふらっと近くに佇むケンさんに、なれなれしく話しかけてみる。
「ケンさーん、さっきシャラートに怒られちゃいましたー。
今日夕方来いって言われたんですけど
日曜だけど登録してもらえるんでしょうか?
やー実はレターも出してないんです、私。
こんなんで、グルジのシャラで練習できますか?」
「やー、大丈夫なんじゃーないのー?」(素っ気なーい!)

しかし、ケンさんて、いつもさり気なく、フツーに気さくなので
荻窪でも緊張せずに「素」の状態で接することができる。
そういう場を相手に提供できるって凄いよね。

その後、D先生や同じIYCから来ているSちゃん
それから京都IYCで教えてるKさんと
近くのインド食堂で朝食。
スーパーマーケットにも連れてってもらい
必要な日用品を買いこむ。
それから新しい自分の部屋に荷物を運び込み
部屋を提供してくれるインド人金持ちファミリーのおもてなしを受け
(なかなか席を立てない・・・・!)
お菓子やデザートやらでお腹イッパイになる。

シャラはマイソールのゴクラムという地域にあり
生徒たちはたいていこの近辺のアパートを借りて住んでいる。
そして、このゴクラムはインドのビバリーヒルズ
と呼ばれるほどの高級住宅街だ。
インド=貧困、カオス的光景という典型的イメージとは
かけ離れた世界で、ある意味面白い。

あっと言う間に夕方になり、4時半にシャラへ来いと言われたとおり
テクテクとシャラへ向かう、が、高級住宅街はどこも同じに見えて迷う。
が、が、このあたりは道を歩けばアシュタンギに出くわすので
ちゃんと道を教えてもらって無事たどり着く。

シャラに着くと結構たくさんの人達が門の外で待っている。
どうやら4時半からグルジのコンファレンスがあるらしい。
えー、それじゃ、また登録なんでてきないんじゃないのー?
と不安になり、勝手に門を開けてシャラへ入る。
No Entryのドアをそっと開けて中をのぞくと
携帯で話中のシャラート発見!
「ねぇねぇ、言われたとおりに来たんだけど、登録してよね、ね?」
と目で訴えるも、軽く無視され追い出される。ぐすん。

ま、とりあえず待っとこ、と座ってると
「何気ない・さり気ない」ケンさんが入ってきて
私の顔みるなり
「どーおー?登録できたのー?」
「いやー、なんかよく判んないので待てるトコでーす」
ケンさんもなぜかそこに座って一緒にいてくれて
なんでか知らないけど世間話とかして、シャラートを待つ。

なんか、どうやら、本日のコンファレンスは中止。
グルジは事務所にいて登録をしているらしい。
あら、まぁ、よかったー、とりあえず登録はできそうだ。
あとは無事グルジのシャラでの練習ができることをひたすら祈った。

というのは、この冬は生徒数が大変多く
グルジのクラスは混みすぎて入れず
シャラートかサラスワティのクラスになってしまう
と事前に聞いていたからだ。

でも、グルジのクラスだと、殆どアジャストなどされないし
グルジの存在だけがその意義となっており
それはそれで大事な部分だけど
俗っぽい私としては
厳しいシャラートに指導してもらいたいかも
とか
優しいサラスワティにじっくり・みっちりアジャストしてもらって
確実に上達したいかも
なんて思ったのも事実だ。

ま、誰のクラスになろうが
それがその時の私にとって最適な状態なワケで
自然にまかせたらどうなるのかな?っていう好奇心もあった。

んで、結局ケンさんがグルジとシャラートのいる事務室まで
一緒について来てくれて、登録の最中も隣に座って
「はい、ここ、ちゃんと書いて!あ、ここサインね。はい、お釣りのないように細かいお札用意して!」
などなど、父親のように面倒みてくれて
しまいには、一緒に写真まで撮ってくれた・・・

私、なにひとつ、お願いなどしてないんだけど。
ちょとケンさん凄いよ、優しすぎ
こんなイチ小娘の面倒をここまで見てくれるなんて・・・!
それが天下のケン・ハラクマだってことが、信じられないくらい。

ま、とにかく、無事グルジのクラスに入ることができて一安心。
さあ、明日から頑張るわよ!

と、ここまで書くだけでグッタリの
長い長い1日だったのですが
この日のイベントはまだ続きます。

夜はマイソール宮殿のライトアップを見に行き
安い食堂で夕食を採り
リクシャーにボッたくられてケンカをし
夜道の一人歩きでバイクに乗った変態に付きまとわれ
ゼイゼイいって家にたどりついた・・・。

うーん、マイソールの長い1日
読んでくれた皆さん、お疲れ様でした。

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そんじゃ、ちょいとインドへ行ってきます  

やっと部屋が片付き、パッキンも目途がつき、明日の出発の準備がひと段落した。

今朝は7:30からのプライマリー・レッドクラスに参加した。
東京で最後のスタジオ練習だ。
昨日の朝練を休んだせいか、カラダが軽い、柔らかい。
なんか面白いな、と感じた。

クラスの最後にS先生から
「えー、ニュースがあります」とアナウンスがあった。

なんだろ、先生イスラエルに帰っちゃうのかな?なんて思ってたら
「ユミコさんが、明日からインドへ行き、マイソールで修行をしてきます」
という意外なアナウンス・・・えーっ、私のことでつか?とあせった。

だって、ここのクラスのみなさんは殆ど知らない人達ばかりで
彼らにとって見知らぬ「ユミコさん」がインドへ行こうが、アフリカへ行こうが
関心ないじゃんねー?って思ったので
なんか「スミマセン、ワタクシゴトで恐縮です」って気になった。

クラスが終わってからS先生に
「あれはちょっと照れましたー」と伝えたら
「えー、いいじゃん、僕たちの仲間がマイソールへ行って頑張るんだから、うれしいじゃん、応援したいじゃん」だって・・・うわー、これ堪んないよー、嬉しかったなぁ。ウルウルだよ、もー。

帰りしなに、みんなからも(ほぼ初対面の方ばかり!)
「頑張ってねー、楽しんできてねー、いってらっしゃーい」と暖かく見送られ
S先生ともハグハグして、後ろ髪引かれる思い出スタジオを後にした。

それから、実家へ挨拶に戻ったり、
近しい友人と会ったりorメールでメッセージをやりとりしたり・・・
なんだかんだで慌しい一日だった。

東京での生活、約7ヶ月。
出会いと別れ、喜びと苦しみ、変化・・・これまでの人生の中で、一番凝縮された時間だった。
明日から冗談みたいだけどインドの日々、さて、何が待っているんでしょう?
波乱万丈になりそうな予感がヒシヒシで、なんか自然と笑みが洩れてくる。



では、いってきます。

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結局ヨガってなに?  

ずっと腰が痛い。よって反り系のポーズは全てキツイ。

足の親指のキズ
(巻爪なので爪が食い込んで化膿する・・・)もなかなか治らない。
チャトランガからアップワードドック
アップワードからダウンワードへの移行って
やたら親指返すんですね・・・
これじゃ、絶対治んないよううう。
膿みまくりの腫れまくり。

肩の痛みは治まってきたが
今度は胸の奥の筋肉がかなり痛い。
よって、腕に体重がかかるポーズは
その都度ズキッ!ズキッ!で
心臓に悪いったらありゃしない。

・・・つまり、なにやっても痛いのだー。
それでも、毎日、なにバカみたいに練習してるんだろう?

ケガすると、どうしても練習がスローダウンする。
ハンディキャップ抱えて行う練習はフラストレーションが溜まる。
単純な肉体の痛み、そこから派生するマインドでの葛藤
つまり「苦しみ」を、いとも簡単に私たちは作り出してしまうのだ。

ああ、このポーズが辛くてできない
うーん、このポーズも思うようにできない
せっかく前進したのに、ここで後退・・・
ちっとも爽快じゃない、なんのためにやっているんだろう
なんで無理してやってるんだろう、私?

私たちヨギーが毎日行っているのは、確かに肉体的なポーズの練習だ。
カラダを伸ばし、ひねり、飛んで、呼吸する。
エアロビクスとどこが違うの?
全然違うやん、と判っていても
それに簡潔に答えるのは、意外と難しい。

ケガをしたら、単純に練習をやめればいい。
それが大概の条件付けられた意見だ。
では、なぜ、ケガや痛みと共に
もんどりうって、試行錯誤して、練習を続けているんだろう?

先日マイミクのひとりのヨガメイトさんが
同じようにケガに伴う葛藤や
ヨガってなに?という悩みを
決して善人ぶったり、きれいごとで済ませたりせず
率直に正直に真摯に書かれていて心うたれた。

その前日くらいに、私が尊敬してやまない
ぶっ飛びアシュタンギであるtnさんが
サラスワティのサイトの文章を
自ら和訳して紹介してくださっていた。
http://www.saraswatiashtanga.com/insights.html
結局ヨガってなに?
って疑問で悶々してきたら
是非読み返したくなるような
とてもシンプルで、だけどとても大事なことが書かれてる。

「結局ヨガってなに?って
ここでこうやって模索している過程もまた
大事なプロセスなんだと思えば
情けなく、愚かで、醜い自分のエゴや執着も
敵にはならないよね。
むしろ友であり、師なんだと思う。

私たちはアサナの練習をしているつもりで
実はそれ以外のもっと大事な修行をしていて
それによって日々変化し、成長しているんだと思います。」

そんなことを、ヨガメイトさんへコメントしたが
これが、そのまんま
私のココロにずーっとへばりついている。

結局ヨガってなに?

目的じゃあ、なくって
いまのこの過程そのものが
すべての意味あるものなのだと、感じる。

だからこそ、泣いたり、荒んだり、ボロクソになったりしながらも
一瞬のBliss(至福)のとき、歓喜に震えたりしながらも
端から見たらオバカさんみたいに
来る日も来る日も、同じ練習を
何度も何度も繰り返し、繰り返しやっている。

きっと私のマインドは、なんにもちっとも判ってない。
屁理屈をひねくりまわして、あーだこーだと
知ったかぶりをするのが関の山だ。

だけど意味を見出す努力はいらない。
その存在そのものが意味そのものなのだし
私のカラダは、それを一番よく知っている。
カラダに聞け、とはよく言われることだけど
ホントにそうだ。


Don’t think just do it.


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目覚めの葛藤  

朝、目が覚めてまっさきに感じたのが
「もっと眠りたーい」というカラダの声。
それってフツーじゃない?って言われそうだけど
私は結構毎朝すっごく元気に目覚めるので
ああ、もっと寝ていたい・・・というのは珍しいことなのだ。
朝練を休めば、あと2-3時間は眠れる。
でも朝練を休みたくない・・・葛藤。

なぜ、休みたくないのか?
私のカラダは休息を欲しているではないか。
朝練を「やらねば」なのか
朝練を「やりたい」なのか
そんな簡単なことが判らなくなってくる瞬間。

前日S先生にもボヤいた矢先だった。
私は自分のエゴに突き動かされてる気がする。
アシュタンガヨガが好きで好きで堪らない気持ち
うまくなりたい、上達したいっていう欲望や執着
練習「しなきゃ」っていう囚われ
その辺がゴッチャゴチャになっちゃってる・・・
そんなことを話したばかりだった。

カラダの痛みもまた、ここで一歩立ち止まって
よーく考えてみよう、観察してみよう
っていう機会を与えてくれた。

カラダが痛いのなら、休止すべきか
それとも、痛みと手を取り合って
共に歩む方法を模索すべきか

また、その原因になってるマインド面での問題。
私の習慣的な反応パターン、コア・ビリーフとの対面。
そんなものもポロポロ出てくる。

毎日毎日コツコツやってもまったく進歩しないのに
となりのあの人は、あんなにすぐにヒョイってできてる
そんな馬鹿みたいに人と比較してしまう愚かさ
結局、根本的には「自分は価値がない」
っていう自己卑下的な私のコンプレックスがそこには、ある。

そんなこんな、あれこれ、それこれで
目覚めのアタマの中が葛藤で悶々。

「よし、今日はお休みにする!」
と、ほぼ決めた3秒後
「あ、明日はムーンディだ」と気づく。
(ムーンデイはアシュタンガヨガの練習はお休みが鉄則)

やっぱり、いつも通りの仕度をして
いつも通りの電車に乗って
いつも通りにヨガスタジオへ入りこむ。

マットを敷いて、直立不動の始まりのポーズ「サマスティヒ」
目を閉じ、息を整えココロでマントラを唱える。

「ここに来るまでの間に、どんな葛藤があったにせよ
とりあえず今ここであなたがマットの上にいる、ということが
なによりも大事なことです。
そして私は、そのことがとても嬉しい」
その昔、そう言って私をボロボロ泣かせた先生のことを思い出した。

呼吸と共にカラダを動かす。
寒いから関節がガチガチだし、筋肉も伸びない。
だけど重かったカラダが、どんどん軽く、空を飛ぶように高揚してゆく。
体内エネルギーの流れに、突き動かされる。
自分のウジャイ呼吸の音が、さざ波のように繰り返され
いつの間にかうっとりと、その中に自分が溶けてゆく。

朝の葛藤はなんだったんだ?

5呼吸の静寂、5呼吸の停止
呼吸と呼吸の間のギャップのような
宙に浮く瞬間のような状態・・・ニローダハ?
その瞬間こそをヨガと呼ぶのですよ、と言った先生もいた。

なんだかんだ言って、結局こんなことの繰り返しなんだな。
おんなじことの繰り返しを毎朝毎朝、私はずーっとやり続けてて
だけど一瞬として同じものはなく、瞬時ごとに全てが変化している。



ここから発掘されるアレコレや揺らぎの機微

今日はなにが見つかったのだろう?

明日はなにが待っているのだろう?



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