フィジカル・メモと、その考察 No.001 ピンチャ・カランダ肘開かない

2010年02月01日 23:47

ピンチャ・カランダ共に、床に面した腕を互いに並行にし、肩の真下が肘になるようにする。

腕を自然な「ハの字」状態のままにしておいた方が、もちろん楽だ。そのほうが簡単にバランスキープはできる。だけど・・・

(1)肩〜背中が開かない
(2)床を押すポイントが全体の重心線から外れる
(3)エネルギーが左右に拡散する
(4)床との距離が短くなり、全体の重心が下がりすぎる

等々の大事な部分がオザナリになったままで、「とりあえず逆さまでバランスキープできてればいいや」という表面的なポーズで完結してたら、そっから先はない。

特にカランダでカムアップするときは、安定した土台がなければ始まらないし、クリアなエネルギーの流れは必須。

その後のマユラーサナにしても、私のように肩〜背中(肩甲骨の間)が開いてない場合、ここで準備ポーズとして意識的に行うのは重要なチェックポイント。

しかし、ポーズに入った直後は「腕・並行」でいられても、カランダでウンショウンショとロータス組みーの、ゆっくり降ろしーの、やってると、どんどん肘が左右に開いていっちゃって、最後の「ここぞ!どりゃ〜っ!!!」の時には、崩れ落ちたスフィンクス状態となり、ふんばりどころがなくなっちゃうのが、課題。うーむ。

今度ベルトを肘に巻いて、ピンチャ→カランダやってみようっと。

カランダのカムアップ

2010年01月26日 22:38

多分女性の大半は、カランダで自力でUPしようなんて、思ってない。そりゃちょっとはトライするけど、心の底では「いやー、これは無理でしょ・・・」と思っているのが正直なところ。そしてその甘えに拍車をかけるのが、男性指導者達による「ま、オンナノコのキミにはムリデショ」という態度がアリアリのアジャスト=すなわち、「はーい、上げてあげるからねー♡」という、笑顔の奥の男尊女卑的ジェントルマンシップ。


chuck




女子にとってカランダは「落ちずに降りる」までがスタンダード。そこでとりあえずOKってことになってて、次のポーズに進むのに、カムアップは必須ではない模様。

しかし男子にとってカランダは「落ちずに降りてから、自力でカムアップする」をクリアして初めて一人前らしい。カランダひとつ上げられずに次進んでドースル?といった男の意地か?かわいいぞ。

私個人的には、わりかし”逞しめ”に設定されているので、結構マジメに「ウゴゴゴー、カムアップーッッ!」と内面メラメラしつつも、残念ながら外側は微動だにせず(笑)の段階だ。

実はカランダで「落ちずに降りる」が安定してきたら、腕に殆ど重心乗せないバカーサナBができるようになって、それもこれも「ティティバーサナCの後の”無駄な”A5呼吸+バカーサナ5呼吸」の賜物だと思うのだが、鳩尾の奥を収縮させて「引き込む」感覚が感じられるようになってきた。

しかし今度はこの「引き込む」感じをリリースしないと、カランダのカムアップはできないイメージがあって、でも当然そこリリースすれば、バタン!と落下しちゃう。反対に「引き込む感」をキープしてたら、どんな踏ん張っても上がりゃーしない。これがどうもクエスチョンで、何人かの指導者達に尋ねてきたが、戻ってくるのは一貫して、あの「なにいってんの?キミにできっこないよ^^」という薄ら笑いばかりだ。

それより肩と腕の力をつけないとダメだよ
それよりロータスをうんと深く組まないとだめだよ
それよりヒザを脇のしたギリギリまでもってこないとだめだよ
女性は重心が低いからね
女性はオシリが重いからね
頑張りすぎると筋肉ついちゃうよ

否定的項目は列挙されるが、これといった明確な回答やアドバイスなんて、いっこも聞いたことがない。できてあたりまえすぎて、説明の仕様がないのか?ま、自分で色々探っていくのが練習だからいいんだけど、あれこれ試行錯誤しようにも、あっという間にアジャストで持ち上げられて終了。うーむ。指導者的には、シリーズの流れを止めないようにとの配慮で、サクッとhelpしてくれてるのだろうけど。ひとつのポーズに固執して、エッチラオッチラやるのは「ヨガっぽくない」のかもしれないけど、なんだかねー。

などと、ちょっぴり腐っていた矢先、どうにもこうにも早起きができず、だけどスタジオで練習がしたくて、代々木の10時までやってるマイソールクラスへ、ギリギリ駆け込むように行くことが増えてきた。慣れないスタジオでの練習は、いらない気を使ったり、勝手がわからなかったりと、メンドイこと多くて疲れるのだが、背に腹は変えられない〜、って感じで。

K先生は、ポーズのディテールに細かいのと、具体的な身体の使い方や意識の向け方の説明が判りやすい、というのが以前行ったときの感想。現在の私のドツボポーズ(笑)マユラーサナを、私の体型と肩周りの弱点とを照らし合わせた上で、段階的にチェックポイント設定して練習する方法を教えてくれたのが印象的だった。身体に関するフェチぶり、もとい、マニアックさが高感度高し。

さておき、そんなこんなで、少しばかり通ったKマイソール。いきなり「カランダ自力であげる」が目下の課題となり、これまで誰一人として具体的に説明してこなかったポイントが、ワワワワワー!と、出てくる出てくる。都度、おお、そうか!なるほどロジックとして納得!やってみたら、あホントだ!の連続。自分の弱点ポイントを知る。別のポーズでそこを意識するちょっとした工夫。ちょっとしたトリック。意識とエネルギーのベクトル。詳細は端折るけど、あらやだ、これ面白い!

今はできないことに対して、闇雲にウゴウゴとトライするのではなく、ある程度理解して効率的にトライする。すると、効果や変化がわかりやすいんだなー、と身をもって実感。その証拠に、ちょっと意識を変えただけで、自力でムニューっと全体の1/8くらいオシリが上に持ち上がり、今まで使ったことない部分にエネルギーが漲った!のが驚き〜。

ヨガ的には、その「理解」自体を探すことが醍醐味であって、ショートカットで目的達成へゴー!などというのは論外なのだろうけど、私がやってるのはフィジカル・エクササイズだから、まいっか(笑)

マユラーサナでの弱点部分は、このカランダも大いに関わってきているし、その土台のピンチャから見直ししていかなきゃだし、バックベンドでもフォーカスする部分を変えるだけで、随分と変わってくる・・・うわー、身体って面白い。

ちょっとしばらくは、ここ「ピンチャ・カランダ・マユラーサナ」で、エキサイティングに楽しませてもらいまーす。



途中経過分析

2010年01月22日 22:42

アシュタンガを初めて5年。もう1000回以上練習をしてきたと思っていたが、実際にカウントしてみたら、まだだった。へー、意外!と思ったので、昔からつけてる手書きの日記メモをひっぱりだして、ちょいと過去を振り返ってみた。あらやだ、まだ5年も経ってなかったんだ?いやはや、思い込みって怖いですね。

改めて全体を見渡すと・・・定期的に身体もしくは心を壊して、リハビリを余儀なくされてるのが面白い。ポーズに執着してる姿も正直でよろしいが、たまに「ウソっぽいこと」で取り繕う傾向がある。ポーズでつまづくと長いなー(笑)でもD基準が高くて良かった、ちょっと誇りに思う。なんてのは今だから言えることで、当時は「他のスタジオではOKなのに、なんでダメなの?」と納得いかなかった。このD基準があってこその今の私、というのは確かだ。多謝。




2005年 77回
AUG 9回 九段下/ハーフプライマリー(レッド)
SEP 7回 九段下/フルプライマリー(レッド)
OCT 15回 九段下/フルプライマリー(レッド)
NOV 25回 目黒/マイソール開始
DEC 21回 フィリピン移住に向け会社退職。京都でヴィパッサナ



2006年 222回 (計299回)
JAN 20回 
フィリピン・ボラカイ/地元のヨガコミュニティ主催者の下でアイアンガー、シバナンダ、チャンティング教わる。アシュタンガはハーフプライマリーをベランダで自主練&たまにビーチハットでレッドクラス。

FEB 20回 
フィリピン・ボラカイ/おおむね同上

MAR 18回 
フィリピン・エルニド/地元のヨガ主催者のシャラでセラピー色の濃いハタヨガを始める。アシュタンガはハーフをベランダで自主練。練習の質は、ちょっと雲行きが怪しくなる。

APR 21回 
フィリピン・エルニド/地元でヨガを教えたり、一緒に野原で練習したり、のんびり度合いが高まる。べランダでの自主練はアシュタンガというよりはフリースタイルのハタヨガに変化。

MAY 9回
フィリピン・エルニド〜放浪〜パングラオ/移動が多くなり時間的にも場所的にも自主練続行が厳しい環境に。汚い安宿のトイレ前のスペースで息を潜めて練習したり、レセプション横の床でこっそり練習したりと、マットが敷けるスペースがあれば挑戦してたが、次第にメンドウになってくる。

JUN 7回
フィリピン・パングラオ/練習はほぼ壊滅状態。環境が引き金となり、モチベーションが一気に下がり、「別にいいやー」と投げやりになる。

JUL 22回 
東京へ戻りスタジオ練習再開。九段下ではマリーチDまで、目黒ではフルプライマリー。

AUG 22回 
マスタークレンズとかやってみる

SEP 26回  
目黒/2nd始まるそれも一気にラグバジュラまで、でも全部アジャストまかせ、変。九段下/まだできないマリーチDでストップ、妥当。

OCT 22回 
レイキ・エサレン・チャネリングと一気にガーッと「通り」はじめ、色んなものが見えるように(笑)

NOV 14回
新潟でヴィパッサナ。九段下/マリーチDがアジャストされて手首つかめるようになったので、クルマーサナまで進む。

DEC 21回 
目黒/突然2nd没収(笑)変なエネルギー出してるから止めろ、と。




2007年 215回 (計514回)
JAN 22回 
朝練スタジオを九段下へ移す。マリーチDとスプタは自力じゃできないが、アジャストされれば完成型にスッポリはまるので、「これは例外なんだけど・・・」の注釈付でガルバピンダまでポーズをもらう。

FEB 20回
インド・マイソール マリーチD 自力で手が取れるようになった。スプタも脚がアタマの後ろに掛かるようになってきた。

MAR 18回
インド・マイソール とりあえず総本山では、こんな私でも、マリーチDとスプタで止められることなく、フルプライマリーやってもいいみたいだ。けっこうゆるいなー。

APR 9回 
インド・ゴア・ハンピ・インド北部放浪 練習どころじゃない。やってもスタンディングまでとか、スリアだけとか。

MAY 7回 
インド北部放浪 暑すぎで死む・・・持ち歩くヨガマットは仮眠用

JUN 20回
東京戻って九段下でスタジオ練習再開。マリーチDはかろうじて指先とれる程度、スプタは脚は頭の後ろに掛かるが短足ゆえ足先クロスができない、ガルバは腕が半分通るくらい・・・それでもインドのマイソールではフルプライマリーをやってOKだったのを目撃しているからか、「私だったらまだ先のポーズはあげないけど、マイソールでOKだったから最後までやっていいです」とはD先生の弁。そうこうしているうちにドロップバックからのカムアップできた。

JUL 21回
ドロップバックからのカムアップが安定してきた1ヶ月目くらいに、なんと2nd始まる。が、いきなりパシャーサナでつまづく。D先生基準では、ちゃんと両膝を包んで両手をバインドして、踵を床にしっかりつかない限りはNGらしく、ああ私の体型じゃーこりゃ無理だわ、とガックシ。

AUG 20回 
S&MのリザのトコでTTC開始

SEP 20回 
相当膿が出てくる

OCT 18回 
臭いものの蓋を開けて大掃除の作業にテンテコマイ。TTC修了。

NOV 19回
地元で自分のヨガクラスを開始

DEC 15回
半年パシャーサナで止まっていたが、指先を引っ掛けてるだけという程度は一向に変わらず(実は2010年の今現在もおんなじ状態^^)。しかし唐突にクランチアーサナへ進む。しかし既に心はヤサグレ済(笑)、さらに腰痛発生でリハビリ開始。ポール・グリレイのインヨガTTC参加。




2008年 227回(計741回)
JAN 14回
ベカーサナのD基準「ヒザ閉じて」「足先床に押し付けて」が一向にできず、またまた停滞。腰が治ったかと思いきや、今度は首痛めてまたしてもリハビリ。がーん。

FEB 18回
リハビリヨガで太陽礼拝から少しずつ進めていく。

MAR 18回 
フルプライマリーまで回復して、2ndの続きに進む。ダニュラーサナ&パースバダニュラーサナの「ヒザつけて」攻撃は半端じゃない。

APR 22回 
ラグバジュラでつまづく。D基準は「両手で掴むのは足首、肘はまっすぐ伸ばす」という正統派。ふくらはぎ掴んでアーチを深くしてラクチンに立ち上がる、なんて許されない(笑)あれー?できないー?なんでー?と試行錯誤してるうちに、スプタクルマーサナが自力でできるようになった。

MAY 19回 
身体は良好。心はハイ。断食したり、身体の変化に敏感になったり。

JUN 18回 
ラグバジュラからやっと立てて、カポターサナに進む。

JUL 21回 
寝ても醒めてもカポターサナ・・・虐待と調教の毎日。これだけバックベンドヒーヒーやってると、鋼のような私の背骨もどんどん曲がるようになって、ついにドロップバックで足首を掴む(ゲー!ありえないー!)

AUG 19回 
この頃の手書き日記を読むと、毎日「痛い」「痛い」「痛い」の連続。ブログ日記を読むと、「カポタ」「カポタ」「カポタ」の連続(笑)

SEP 18回 
カポタをトリガーとした、身体と心と魂をめぐる冒険で、大忙し(笑)

OCT 18回 
カポタで踵つかんでD基準クリア、ゲームは続き、スプタバジュラへ進む。バリのリトリート。マイソールのアシスト開始。

NOV 18回 
両手をバインドしたままではできない(2010年の今現在もおんなじー^^)スプタバジュラで2ヶ月留まってから、得意系アサナへ突入。以降は週1ペースで一気にポーズが増える・・・が、今度は練習時間が長引きすぎて回らなくなってくる。

DEC 24回 
ヨガニドラーサナまで進んで小休止(進ませてくれればスプリットできるのに〜><)自分の練習・アシスト・会社勤め・長距離通勤・家事全てに頑張り過ぎて、テンパり状態が続く。そんでもって会社クビ〜!




2009年 214回 (955回)
JAN 3回 
頚椎ヘルニアで一旦崩壊。1ヶ月はほぼ寝たきり&クスリ漬け。

FEB 18回 
アシュタンガヨガに少しずつ復帰するも、かなり厳しい現状。

MAR 19回 
ドミニク・コリリアーノ先生の下でリハビリ。ハーフからフルまで戻していく中で、自分の練習を信じることの大切さを教わる。もう一度学びたい先生ナンバーワン。

APR 20回 
チャック&マティの下でリセット。エゴの自覚、自己受容、成長進化の関連性を、心身それぞれのレベルで教わる。リセット期間中に、この礎を学べたことは、ものすごい宝。

MAY 19回 
ダンさんの下でちょっとずつ練習を元に戻してく。グルジさよなら、ありがとう。ティッティバーサナでのヘロヘロ感にノックアウト(2010年の今現在もおんなじー)早く先進んでスプリットしたい〜!とヤキモキしてるのを見越されたのか、なかなか先には進まない^^

JUN 20回
ピンチャ・カランダに進んで、ついに練習スプリット。わーい!と思いきや、一気にキツくなる。

JUL 21回
ハンドスタンド→ドロップオーバーついに解禁!これは楽しいが、その後の強制チクタクbyむりくりアジャストはムチャクチャ。おまけのサソリのポーズは胸が開いて気持ちよい。

AUG 19回 
ダンさんついに日本を離れフィンランドへ・・・かなりの喪失感。ヤバイ。自分のモチベーションのありかを見直す。

SEP 18回 
宅練開始。鎌倉マイソールへもお邪魔する。ローフード始める。カランダ「落ちずに降りる」ができたので、次のマユラーサナやってみるが、ワケわかならい度ナンバーワンのアサナ!!!!

OCT 20回 
バリーさんWSの通訳として安曇野へ。雰囲気が心地よい東京のスタジオで心機一転、スタジオ練再開。

NOV 19回 
ポーズの進捗以外の部分を大切にする練習が、自然とできる環境が心地よい。が、反対にポーズに対する姿勢が「ラクチン志向」となり、とにかくゆるい練習が続く。そんな中、1週間限定のD先生マイソールに参加。ウガー!こんなことやってたのかー?と改めてそのインテンス加減に驚く。

DEC 18回 
これまでちょっと努力していた部分が、「ま、いっか」でスルーするようになってくる。ラクチンで気持ちのよい練習だけど、どこに向かっているの?という焦燥感も。マユラーサナはてんで歯がたたないままペンディング、永遠のトランジット中みたいな日々。 



こんな朝にオマエに乗れないなんて

2010年01月18日 23:30

心身共にドンヨリボヨヨーンとした週末が開けて、さて月曜日の練習。うがー!なんだー、ごでばー?とひとつひとつの動きごとに絶叫しそうなくらい、骨盤周辺&首肩まわり万遍なく痛みが襲い掛かる。思い出すだけで痛みが蘇りそうなんだが、恐る恐る記録として書いておく。

仙骨:骨自体がジワジワ痛い。その周りの深層筋が縮こまってて、動くとアタッ・・・タタター!
股関節:脚をアタマの後ろへかけるとズキッとするポイントがあって、なんかこわっ・・・。
腰骨:骨同士がぶつかっているような鋭い痛み、ちょっとした動きでパキパキと骨が鳴る^^
臀部:昔からだけど、変によじれているみたいな、ズキッ、アタタター、おおお攣りそう・・・で忙しい。
脚の付け根:今までにないくらいの筋肉痛で伸ばせない。なんでだ?上犬ごとに「ひええええー」
首:左の首筋から肩甲骨にかけて、凝り固まって重い痛みがズーン。これヤバイ前兆。
肩:左肩関節がガタガタしてる。腕を上に上げると胸骨がパキンと鳴る、なぜ?

スリアを始めるや否や全身のガタガタ加減に慄き、もうこれは「スタンディングだけか、やってもハーフプライマリーまでだろうな」と思いつつも、とりあえずダメなりに現在のコンディションでできる範囲のハーフセカンドをやることにした。エライ!でも、ソロリソロリと神経使って疲れた。

一番後ろの端っこのスペースキープして、構われないよう気配消して(笑)、意識を外側に向けずに練習に集中。静かなスタジオなので、自分のフゴフゴ呼吸がウルサイのがどうも気になってしまい、いつもは途中で息を潜めるように努めるのだが、今日は「まいっかー」と普通の呼吸で練習。身体の伸びや動きはどうであれ、深ーい呼吸だけで十分気持ちよかった。

どうでもいいけど、どうしたんだ、この身体?いままで練習してきた中で、一番痛みの広がりが大きくて、圧倒されてしまった。そりゃ酷い乗り方したこともあった、だけどそんなときにもオマエはシッカリ・・・どうしたんだ、ヘヘイ、ベイベー、機嫌なおしてくれよ、いつものようにキメて、ぶっ飛ばそうぜー(ToT)

ま、身体は私達の魂の乗り物ですから。



ダラダラ・スパイラル

2010年01月17日 21:27

日に日にダラけていく自分に薄々気づいてはいた。それはヨガの練習だけでなく、生活のあらゆる部分においてもしかり。最近やたらと目に付く「自分にやさしく」という風潮を、「規律を欠いてもよい」と解釈する底の浅いオネーチャン、もといオバチャンがここにひとり。

食べ過ぎ、寝坊する、練習サボる。練習しても快適ゾーンに留まるのみで、「そのちょっと先」へ足を踏み出さない。踏み出そうにも、物理的に身体が重すぎで邪魔だし、怠惰な精神はさらにもっと重い。ありのままの自分を受け入れなさい、認めなさい、愛しなさい・・・ったって、単なるグーダラを更に甘やかすようなのは違うよなー、と思いつつも、動き出すことができない。

そういや、ここ最近は、アサナにマジメに取り組む姿勢なんて、全然ない。惰性で、身体の外側だけで、ルーティン化したラジオ体操をしているようなものだ。ちっとも楽しくない。あれほどひたむきだった情熱のかけらもない。なのに「それこそがヨガ的というものですよ」などというタワケた声が聞こえてきて、ムリクリ納得しようと、喉下まで出かかった叫び声を飲み込んでいような気分。

いわゆるアサナの練習をしていながら、「ポーズに執着すべきでない」という言葉をプラカードに掲げて街を行進するような、言ってることとやってることが真逆を向いてるトンチンカンな時期があって、紛うことなく私はそういうバカモノだった。

アサナ以外のヨガもあるのだー!とか、アサナはヨガのほんの一部だー!とか、”あたりまえ”のことを殊更に声高々と謳いあげては、己のアサナに対する脆弱な姿勢を正当化しようとする姑息な心根が、確かにそこにあった。

「執着を手放す」という言葉に執着するあまり、持ち合わせている自分の執着を見ない振りして、もしくは無理やり我慢して抑圧することで、自分の中に更なる「結び目」をこさえていく。そうやって私はキレイゴトで自分を粉飾するのが得意だった。

それもこれも、自分の生まれ持った体型コンプレックスと、人の10倍20倍の時間と努力を要する現実への苛立ちと、落ちこぼれ特有のヒネクレ根性の単なる表れだという、深遠さの欠片もない、お粗末ぶり。

いくらがんばっても歩み寄れないポーズへのトラウマを消化できずに、「ヨガはポーズじゃない!」と否定することで自分を安全な場所に避難させるような、ひ弱で幼稚な精神ほど滑稽なものはないな、と気づいたのは数年前。

思春期の交換日記みたいな青臭い悶々をぐちゃぐちゃ抱えているより、できないポーズに果敢にチャレンジしつづけて、「いつかはおしゃれな作品に仕上げてみせます!」と宣言するくらいの突き抜けた度量を持ちたい。その気持ちは今も変わってないのに。
 

  はい、毎朝バカみたにアサナにチャレンジしてますが、それが何か?

  アシュタンガは単なるフィジカルエクササイズ?そうですね、それが何か?

  身体使ってナンボの練習、身体への探求に固執して、なにか不都合でも?

 「執着を捨てる」と「努力をしない」が同義語であるならば、私はしっかりと執着して練習していきます


そんな風にキッパリと思えていたのは、いつまでだったんだろう?あのゆるぎない強さはどこへ行っちゃったんだろう?なんで私は現在こんなとこでウダウダしてるんだろう?自分の身体ひとつままならない、ズブズブと泥沼に沈みこんでいくような、全身に纏わりつくような、この重さはなんなんだろう?



ぱさぱさに乾いてゆく心を
ひとのせいにはするな
みずから水やりを怠っておいて

気難しくなってきたのを
友人のせいにはするな
しなやかさを失ったのはどちらなのか

苛立つのを
近親のせいにするな
なにもかも下手だったのはわたくし

初心消えかかるのを
暮らしのせいにはするな
そもそもが ひよわな志にすぎなかった

駄目なことの一切を
時代のせいにはするな
わずかに光る尊厳の放棄

自分の感受性ぐらい
自分で守れ
ばかものよ

by茨木のりこ







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